歴代の理事長
初代(1946年~1977年) 十河 信二

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十河信二記念館
当協会の発足時より会長として就任。1955年 第4代国鉄総裁に就任のため一時退任、1963年国鉄総裁退任後、復職した。
- 【略歴】東京帝国大学 法科大学 政治学科 卒業、1981年死去(享年97歳)
- 【主な役職】元 第4代国鉄総裁、元 鉄道弘済会 会長、元 愛媛県西条市長
- 【主な功績】その功績から「新幹線の父」と呼ばれており、故郷西条市には
十河信二記念館が建てられている。 - 【関連書籍】『新幹線を走らせた男 国鉄総裁 十河信二物語』 髙橋団吉
第2代(1978年~1987年) 武村 忠雄
当協会の発足時より理事として就任。その後木内氏より専務理事を継ぎ、前会長十河氏の退任後、理事長に就任した。
- 【略歴】慶応義塾大学 経済学部 卒業、1987年死去(享年82歳)
- 【主な役職】慶応義塾大学 経済学部 教授
- 【主な著書】『統制経済と景気変動 -資本主義構造変化論-』(1939年/有斐閣) 『戦争経済学入門』(1943年/慶應出版社)
第3代(1988年~1993年) 木内 信胤
当協会の発足時より専務理事として就任。当時の吉田茂首相に請われて政府の外国為替管理委員会委員長に就任したため、専務理事の職を武村氏に譲り、非常勤理事になった。その後武村氏の後を継ぎ、晩年まで理事長に就任した。
- 【略歴】東京帝国大学 法学部 独法科 卒業、1993年死去(享年94歳)
- 【主な役職】元 横浜正金銀行 ロンドン支店長、経済評論家、世界経済調査会 理事長、日本国有鉄道 理事、産業計画会議 常任委員
- 【主な功績】吉田茂の元祖ブレーンであり、池田勇人・佐藤栄作両首相の御意見番でもあったことから「歴代内閣の経済指南番」と呼ばれた。
- 【主な著書】『国策を考える』(1964年/時事通信社) 『当来の経済学』(1979年/東京プレジデント社) 『国の個性』(1955年/文芸春秋、1986年/東京プレジデント社)
第4代(1994年~2000年) 小林 七郎
当協会 調査部長として活躍後、木内氏の後任として理事長に就任した。
- 【略歴】慶応義塾大学 経済学部 卒業、2010年死去(享年94歳)
- 【主な役職】(社)日本経済復興協会 調査部長・理事
- 【主な功績】1950年以来、50年以上にわたって当協会に常勤し、十河初代会長をはじめ歴代の理事長を支え、多数の経済論文を執筆した。
第5代(2000年~現在) 田村 正勝
現 理事長
- 早稲田大学 名誉教授
- 経済学博士